超速硬化ウレタン防水って何?~スプレーウレタン防水の実力!~

改修工事Q&A

Q超速硬化ウレタン防水って何?~スプレーウレタン防水の実力!~
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超速硬化ウレタン防水とは?

超速硬化ウレタン防水とは、反応硬化が極めて早い超速硬化ウレタンを専用の機械システムによって管理し、スプレーによる吹付け施工を行う防水工法です。
従来の手塗ウレタン塗膜防水工事は、硬化時間に施工後約10時間(20℃)を必要としていたため、工期が長くかかる、施工中なかに入れないなどの問題がありました。
しかし超速硬化ウレタンスプレー防水工法なら、約3分で指触乾燥し約30分で歩行可能になるため、大幅な工期短縮の実現し、問題を解決しました。

 

スプレーで施工する理由

超速硬化ウレタンは反応硬化が極めて早く、主剤と硬化剤を攪拌(かき混ぜ)してから約3分程度で硬化するので、施工方法は専用の機械システムによる吹付け施工のみです。
品質に大きな影響を与える温度と流量を専用の機械システムによって完全に管理し、均一でムラが少ない高品質なウレタン塗膜を確保できます。

 

超速硬化ウレタン防水スプレーの活用

超速硬化ウレタン防水スプレーは極めて短い時間で硬化するので、住環境に与える影響が少なく、今までのウレタン防水では施工後に1日間上を歩行できないため採用されなかった集合住宅の開放廊下や外部階段などの共用部のような利用頻度が高い場所の施工も可能になりました。
それだけでなく、スプレーによる吹付施工なので手塗りであれば施工が困難であった急勾配の屋根や、金属屋根などの複雑な形状であっても均一なウレタン塗膜を確保することができます。
現在では、建築のみならず橋梁や蓄熱槽、地下防水など土木の分野にも採用されるようになるなど、広く使われる工法となっています。

 

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