ダイフレックス防水工事業協同組合 神奈川・静岡支部は1994年に神奈川・静岡ブロックとして15社からスタートしました。
当支部は志を同じくする同業同士が業界の動向や情報を共有し、日々新しい技術を取り入れ、互いに切磋琢磨することを目的として設立いたしました。
この理念は結成当初から今日に至るまで組合員によって守られ続け、未来を担う次世代にも受け継がれています。
組織名 | ダイフレックス防水工事業協同組合 神奈川・静岡支部 |
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支部設立 | 1994年 |
組合員数 | 37社 |
住所 | 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-20-5 KDX横浜リバーサイド7階 |
電話番号 | 045-290-9751 |
支部長代理 | 藤森 政幸 |
材料のプロであるシーカ・ジャパン(旧ダイフレックス)と、現場のプロである工事会社が互いに意見交換し、本当に必要とされる工法・材料とはなにかを研究しており、2017年にはミエルカシステムを確立しました。
ミエルカシステムはウレタン防水の膜厚管理を行う組合員専従工法です。ウレタン防水材を塗布する際に、膜厚が薄い状態になると防水材としての効果が薄れるばかりか耐用年数も短くなります。常に海の潮風に晒される地域など、徹底した品質管理を求められる地域に活用いただける工法です。
人体に影響を及ぼす「有機溶剤中毒予防規則」に指定されているトルエン・キシレンが使用されていないTXフリーの材料を使用し、2017年にはMOCAを含有し、かつ特化則の対象となるウレタン防水材の使用を一切取りやめるなど、人にも環境にも優しい材料・工法をいち早く取り入れる体制を整えています。
組合では定期的に研修・技術講習会を開催し、組合員全体の防水技術を一定水準以上のものとする事を目的とし、防水の知識・技能を習得した技術者の養成に努めています。
経験の浅い新人には先輩職人が指導し組合一丸となって次世代の教育に励んでおり、全支部の中でも特に多くの組合員が参加し、老若男女問わず活発に活動しております。
また、神奈川・静岡支部では講習会を開催し、防水技術だけでなく、デジタル機器の活用法など、工事をより円滑に行うためのツールの指導も行っております。
「マイスター制度」とは吹きつけシステムによる塗膜防水機械施工技術者講習制度のことで、この講習を受講・修了した組合員に「マイスター」の称号を付与しています。
マイスター制度導入以前は先輩からの指導のみで機械を扱っていたオペレーターは基本を逸脱するケースが目立っていました。そこでクレームを未然に防ぐために『基本操作からメンテナンスまで』一貫した講習内容で現場活用できる技術提供や、工法・材料の進化に伴う機械施工技術更新や機械メンテナンス及びトラブルシューティング技術を習得した技術者を3日間で習得することを目的とした講習会を開催しております。
DF会は、第一線で活躍している方々が主体となり、支部の活性化を図ることを目的として組織しています。このDF会では主に、研修会・懇親会を計画し開催しております。そこにはベテランから若手、また女性も参加し、その場で情報交換・共有することで技術・品質を高めあい、また、技術の継承の場ともなっております。